未分類 #1986
完了おそらく入力ミス
説明
「この動画は乳がんサバイバーの生活に寄り添う運動サポート動画です。」4つの内容から構成されています。
本教材の目的は1.自分に合った運動の工夫を見つけること、2.継続できる運動習慣をつくること、3.症状や不安と向き合うヒントを得ることです。
あなたは治療後いきいき暮らすためにどんな工夫をしていますか。40歳代 A 氏。ホルモン療法の副作用に悩みながらも、家族や友人に支えられ過ごしています。地元のピアサポートグループに参加し、同じ仲間からの情報を得ることもあります。「運動がよいと聞くけど何から始めればよい?」。そんなA氏のような方に、この動画をお届けします。
それではなぜ、運動をするのでしょうか。効果を確認してみましょう。
治療後の乳がんサバイバーの症状は、個人によりさまざまです。一般的には身体症状としては、がん関連の倦怠感、だるさやリンパ浮腫などがあります。
また、再発への不安があり、いつもすっきりしない心の辛さがあります。がん罹患者は、全般的に抑うつや不安がありますが乳腺の方も同じようにあります。
運動効果の1点目は再発・死亡リスクの低下です。早くから効果が報告されていますが2025年の15件の研究をまとめたUngvariらは、全死亡率や乳がん特異的死亡率の低下を報告しました。日本やアメリカの「がんサバイバーのための身体活動や運動ガイドライン」では、運動は一般的に安全であり、運動を推奨しています。
そのほか倦怠感などの副作用や症状緩和に効果があること、Wang らやZhangらは不安・抑うつ・睡眠障害改善効果を報告しています。また、生活の質の維持・改善があります。
これらはすばらしい効果です。希望がもてますね、いきいきと暮らすには適切な運動をすることが鍵となります。
では運動の手順ですが、「準備運動・整理運動は、けがの予防や疲労の軽減のため必要です。筋肉トレーニング(筋トレ)やウォーキングの前後で必ずおこないましょう。
ここでは筋トレについて説明します。
健康づくりのためには、ウォーキングのような有酸素運動だけでなく、筋トレやバランス運動、柔軟運動を組み合わせることが有効だいわれています。
筋トレは、「ややきつい」と感じるくらいが望ましいです。
人によって適した負荷量は異なるので、始めのうちは調整しながらやってみましょう。そして、筋トレの頻度は、週に二日か三日が推奨されています。
このほか、一部の種目だけではなく、すべての種目をひととおりおこなう方が全身の筋肉を鍛えることができて効果的です。
特に高齢になってくると、筋力が低下しやすいため、筋肉の維持向上に努める必要があります。筋肉は、年齢に関係なく、鍛えることができます。
運動の実際です。この動画では、横にならずにできる筋トレを選んでいます!動画を見ながら、まずは一緒にやってみましょう!